新宿駅の改札口付近では、深夜に「泣いている子供の幽霊」が目撃されるという不気味な噂が絶えません。目撃者の話によれば、終電が過ぎて人影もまばらになる時間帯に、改札近くで小さな子供がすすり泣いているのが見えるのだとか。周囲に人がいないはずなのに、かすかな泣き声が響き渡り、心配して声をかけようとすると、子供の姿はふっと消えてしまうといいます。また、その子供に触れようとすると、冷たい空気が手に触れるだけで、まるでそこに実体がないかのような感覚に襲われるそうです。この幽霊は、一度目撃すると何度も同じ場所で見かけるようになるという話もあり、「駅に取り憑かれているのではないか」とささやかれています。地元の人たちの間では、この駅で過去に起こった悲しい出来事が関係しているのではないかと噂されています。